No.4173の記事
2017年02月21日(火)   パイン缶


先日のキッチン模様替えの流れから家中の整理整頓を徐々に進めているのだが、すごいのが出てきた。超お宝級缶詰。期待に缶もパンパンに膨らんでおります。ご覧くださいこの雄姿!
 
 

おいっ。膨らみ過ぎ!
 

角度を変えてどうぞ。
  
缶詰が腐ると膨らむというのは知っていたが、それが自分ちにあっただなんて。学生のころにアルバイトをしていた加工食品問屋の返品倉庫ではよく見かけたが、いやはや恐ろしい。缶詰が腐るって相当なもんやで。缶の頭に印字された賞味期限は2007年6月5日 ん?思ったほど古くないな、、、といっても期限が切れてからもう10年か。なんか2000年代だとそれが2001年でもつい最近のような気がする。年をとった証拠だな。さておき。
 
メーカーのサイトを見てみると、缶詰の賞味期限として推奨しているのは製造後3年くらいのようだ。それはあくまで美味しさを保証できる期限であってそれ以上経つと食べられなくなるわけではない。缶詰なんて膨らんでいなきゃ10年でも20年でも大丈夫なような気もしないでもないが、実際ここにある10年ものは膨らんでおる。まあたぶんたまたまこれがハズレだったんだろうけど、こういうのを見ると膨らんでいなくても10年ものはちょっとやめとこうと思う。自分的には5年が限度かな?
 
この10年ものを、せっかくなので開缶してみることにした。何がせっかくなのかはわからんけど、なかなかお目にかかれるものでもないでしょ?缶きりを突き立てるとおそらく汁が吹き出すと思われたのでお外でトライだ。真っ白な雪の上でカイカン!
 
プシュー!ぃよっ、お見事!期待通りに噴出してくれちゃったね。ふう外で開けてよかったよ。恐れていた異臭は、とくには感じられない。というかあんまり臭いは嗅がないようにしてたんだけど、とくに強烈な臭いはしていなかった。中身も思ったほど気持ち悪くない。
 

こんな感じ。
 
ちょっとカビが出ているようにも見えるが、もしかしたら糖分が固まったものなのかもしれない。色合いは確かにあやしいけどね。
 

雪の上に出してみた。
つめたく冷して召し上がれ。