No.4399の記事
2017年10月05日(木)   シングルレコード


レコードのシングル盤(EP)、いわゆるドーナツ盤は、といっても若い世代の人には通じないかもしれないが、それはもともとほとんど持っていなかった。多感期はレコードの時代だったが、LPは買ってもEPを買うことはほとんどなかった。EPで買っていたのはチューリップぐらい。チューリップはアルバムとシングルは別物としてリリースしていたから、シングルはシングルで買わないとその曲はアルバムには入っていないからだ。
 
そんなシングル盤を20枚くらい持っていたのだが、ついに手放した。今後一生これらに針を落とすことはないだろうし、というか、もう30年以上これらのシングル盤に針を落としたことはないし、それじゃあこれをたまに手にとってジャケットを眺めたりするのかといえば、そんな気色の悪いことをするはずもない。(やっている人いたらスイマセン!) ただ持っているという所有欲を満たしているだけだろう。意味ないじゃーん。曲自体はCDで持ってるし。いやもうCDさえもかけることはまずない。かけるのは専らPCに取り込んだmp3音源だ。よし売ろう。
 
というわけで出品した。たいした額にはならないだろうけど、捨てるくらいならいくらかにでもなったほうがいい。そういえば店を開いて買取をしていた頃には同じことを言うお客さんはたくさんいたな。捨てるくらいなら、、って。中にはこんなんじゃ捨てたほうがマシなんて言う人もいたけど。
 
あ、今手放したと書いたけど、まだ放れてはいない。誰か入札してくれればいいんだけど、どうなるかな?ちなみに生まれて初めて買った洋楽のレコードは何ヶ月か前にすでに手放している。イーグルスのEP「ホテルカリフォルニア」だ。さすがにはじめて買ったレコードを手放す時にはちょっとためらったが、思い切って出品したら、思い出は100円。まあそんなもんやで。思い出はプライスレス!だなんて気取ってみても客観的に見れば100円。さてチューリップの鑑定やいかに。