No.4703の記事
2018年08月05日(日)   神対応


先日メルカリで売れたCDの購入者から、1曲目から止ってしまって再生できないというクレームがあったので返品対応したのだが、話せば長くなるので詳しいことは端折るが、結局そのクレームは濡れ衣だった。相手はトラブルメーカーだ。本人にはその自覚がないやっかいなトラブルメーカーだ。以前にも同じようなトラブルを起こしているらしい。
 
こちらには何一つ落ち度がないので、返品その他にかかった費用を請求したのだが、もちろんウッキッキーである。話が飛躍しすぎて苦笑苦笑の連続だ。うちのCDプレーヤーにクレームをつけるのかとか言い出す始末。そもそもどの機械でかけても同じ箇所でストップするという話だったのでこれはCDに問題があるなと判断してお詫びとともに返品してもらったわけだが、戻ってきたCDにはまったく問題がなく、結局「どの機械でかけても」というのは嘘だったようで、言っていることが変わってきた。
 
聞けなかったのは事実!機械によってわずかなキズでも拾ってしまうことがある!途中で止ってしばらくするとまた動き出すといった感じです!、、、ってそりゃ間違いなく機械のせいやろ・・・。ウッキー!もうこんな対応されてゆるせなーい!事務局に報告します!といきり立っている。いやま、ぜひそうしてください。恥ずかしい思いをするのはあなたです。
 
そうしてくださいとは言ったものの、そのまま丸投げすれば自分の都合のいいようにしか言わないだろうからこちらからも事務局に連絡を入れた。「もめております。こうこうこういうわけで、アドバイスをいただきたい」のようなメッセージを送るとしばらくして返信がきた。
 
この購入者とのやり取りは直接言葉を交わしていたわけではなく、すべて取引メッセージ上でのことなので、それを見れば事の顛末は一目瞭然なのだが、それを確認した事務局の対応がまさに神対応であった。「通常こういうことはしないが、今回のケースは特殊なので、この事態を早く収束させるために、その費用、事務局ですべて補填させてもらいまっさ!」というのである。
 
いやーありがたいけど、それもちょっと筋違いではある。別にこちらは金さえ戻ればいいというわけではない。費用をこのクレーマーに出させて思い知らせてやりたいのだ。とは言え、すんなり出すはずもないだろうし、事態を早く収束させたいのも事実。せっかくのご厚意なので甘えさせもらった。事務局とすればこうすることによってこの取引自体がもともとなかったものとして処理しようという考えのようだ。取引自体がなかったことになったので、購入者からこちらにつけられた「悪い」の評価も消えた。よかった。メルカリやるな。見直したぜ。