No.4746の記事
2018年09月17日(月)   CDのキズ


出品するCDの中にはキズの多いものもあるが、音飛びしそうなキズというのは経験上、見ればだいたいわかる。けっこうキズだらけでも、まあこれなら大丈夫だべというものもあれば、わずかな小さなキズでもこれはやばいかもというものもある。とは言え、自信のないものは試聴するのだが、レコードと違ってそのキズが何曲目のどの辺に付いているというのは盤を見てもわからないので丸々一枚聴かなくてはいけないのは、なかなかの苦痛である。前のほうとか後ろのほうとかくらいならわかるが特定はできない。
 
好みではない音楽を聴くというのはなぜこんなにも苦痛なのか。だけどこれを好んで聴く人もいるわけで、というか、ミリオンセラーのCDだったりするとこれを好む人のほうが圧倒的に多いわけで、となるとこっちの感覚のほうが異常ということになるのか?さらに突き詰めれば、そんな私がつくった歌は大部分の人にとっては苦痛でしかないということか?もっともそれ以前に大部分の人の耳に届くこともないだろうけど、ってそんな話をしたいんじゃなかった、、、
 
キズの付いたCDを試聴していたのだが、えー?こんなキズでも音飛びする?というキズがあった。試聴したかったのはそのキズの部分ではなくもっと後半の大きめのキズの部分だったのだが、思いがけず再生開始早々に音が飛んだというか、そこから先に進まなくなったので確認してみたところ、再生には支障がなさそうなわずかなキズがあった。えー?こんなキズでも音飛びする?
 
そんなキズでも微妙な角度の付き方によってそういうこともあるのかなと思いながら研磨剤を付けて磨いてみた。よーし、これなら大丈夫だべ。あかん。やっぱりだめだ。磨きが足りなかったのか?もうちょっと思い切って磨いたろ。よっしゃー!あかーん。結局どうしてもそのわずかなキズは克服できず、逆に後半部分の大きなキズのほうが何ともなかった。うーん、わからんもんやのお。
 
あきらめきれずにさらによくよく見てみると、そのわずかなキズは、盤面に付いたキズではなくて、レーベル面から付いたキズであることがわかった。あーそういうことか。そりゃいくら磨いたってだめだわ。盤面のプラスチックの部分についたキズなら磨けばなんとかなることも多いが、レーベル面から読み取り面までに達したキズはデータ-自体が傷ついているので修復は困難だ。残念。まあ好みのCDなので自分のものにしておくか。その部分をスキップすればあとは聞けるから。