No.4808の記事
2018年11月18日(日)   ニューワード


先日の友人の娘さんの引越しのときに、友人は荷物を運ぶために会社を定時で上がってきたわけだが、それに関して「こったら早えく上がることなんてまずねえからな。ツラツケされるで」「え?ツラツケ?」大概の函館弁はわかっているつもりだったが、ここにきて新用語に遭遇。ツラツケって何?「ツラツケったらツラツケだべや。おめえ、すったらこと言ってると、いつまでも東京引きずってんじゃねーって言われんだでえ」
 
ツラツケとは、例えばこの場合だと、まだみんなが仕事をしているのに定時になったからといってさっさと帰ろうとすると、え?マジか?この状況でよく帰られるな、というような顔をされることを言うそうだ。
 
「へー。初めて聞いたわ。なるほど、どういう状況のときに使う言葉かはわかった。これを標準語で言うとなんて言うかな?うーん、これに置き換えられる言葉って、思いつかないなあ」
「んだべ?だからツラツケはツラツケなんだって」
「でもこれ、マツコ(友人)でもわかんねえべや」
「わっかるで。ツラツケされたでって言えばそりゃ大変だったなって言うで?」
「んだか?いやー初めて聞いたわ」
 
ということで、ツラツケ、いただきました。