No.4908の記事
2019年02月26日(火)   メッセージ


メルカリで、とある作家の文庫本を買ってくれた購入者から一日経ってメッセージが届いた。どきっ。なんか問題があったのか?取り引きが完了してから届くメッセージにはロクなことがない。ページが抜けていたとか?書き込みがたくさんあったとか?それともゴキブリでも挟まっていたか?
 
さすがにゴキブリはないだろうとお思いでしょうが、ないことはない。むかし買い取った本を整理していたら干からびてぺしゃんこになったゴキブリが挟まっていたことがある。押し花ならぬ押しゴキ状態。
 
ゴキはさておき、どぎまぎしながらメッセージを見てみると、「この先生の作品が好きで探しているのですが、この先生の作品はよく読まれますか?ちなみに雁の寺は読んだ事ありますか?」とのこと。うぉい!そんな話かい!ちょっとほっとしたけど力が抜ける。
 
申し訳ないが私はほとんど本は読まない。本屋が本好きとは限らないのである。開業当時、ゼロから始める商売の商材としてとっつきやすかったのがたまたま古本だったというだけだ。そういうわけで気の利いたお返事もできず申し訳ないです。
 
そういえば昔、誰だったかオカルトな先生?のあやしげな本(マインドコントロールだったか幽体離脱だったか、なんかそんなの)が売れたときにも購入者からメールが届いて、ほかにこの先生の本はお持ちですか?これからもお互いに連絡を取り合って情報を共有しましょうのようなことが書かれていた。いやおれそういうんじゃないし。怖いわもう。