No.4958の記事
2019年04月17日(水)   電話


先月のことだが、友人からとある市議会議員の後援会名簿に名前を貸してくれと頼まれた。おそらく仕事関係の付き合いなのだと思う。「いいよ。別に電話かかってきたりはしないんだべ?」「それがかかってくんだよな。んだから誰でもってわけにいかなくてよ」「電話かかってくんだば困るな。あ、じゃあ、この電話番号だったらいいよ。いつも留守電にしていて基本的に出ないから」ということで事務所の電話番号ならOKということで名前を貸した。
 
そして今週になって、毎日午前中に電話がかかってくるようになった。そう、市議会議員選挙戦が始まったからだ。その電話がかかってくる時間にはまだ仕事部屋にはいないのでいつも出ていないのだが、着信履歴が残っているので電話があったことはわかる。ただそれはいつも非通知の着信なのだが、おそらくその後援会からだろうなとは思っていた。
 
そして今日、電話が鳴ったときにちょうど電話のそばにいたので出てみるとやはりそうだった。その市議会議員候補のスタッフからだった。心当たりもない選挙戦電話なら即切りしているところだが、とえりあえず友人から頼まれた相手でもあることだし即切りはせずに最初のあいさつぐらいは聞いた。
 
「なんたらかんたらで、がんばってまいりますので、」と一瞬言葉が切れたところですかさず、「はい。がんばってください。」と一言はさんだと同時に、向こうがさらに何か話し始める前にピッと電話を切った。ナイスタイミング。これでとりあえず電話は通じたのでもうかかってくることはないだろう。やれやれ。
 
それにしても非通知でかけてくるかね?なんかやらしいな。そもそも選挙戦の支援要請電話って意味ある?というか逆効果だよね?今回は友人の顔を立てて即切りはしなかったけど、なんの心当たりもない候補からの電話だったなら、何勝手に電話かけてきとんねん、こいつだけにゃ絶対入れねえぞと思うもんね。電話がかかってきて「応援してます!がんばってください!」なんて言う人なら電話がかかってこなくても入れてくれるって。その辺のところを勘違いしてると思うな。
 
まあ今回はこの候補に入れてあげるけど。知らない人だけどとりあえず贔屓の政党の候補のようだから。いくら友人の頼みでもその候補が支持できない政党の人だったなら入れないけど、今回は友人の頼みがなくてもこの人に入れてたんじゃないかな?人柄なんてわからないから政党で選ぶしかないもん。もっとも友人からは「名簿に名前は借りるけど別にこの人に入れてけれってことじゃないから」とは言われてたけど。明日あたり期日前投票してこよう。