No.4989の記事
2019年05月18日(土)   ノリとビート


エアロビクスなどで利用することを目的として制作されたらしきCDを出品したのだが、これに対して質問が届いた。
 
「こちらはノリが良くビートが効いてますか?」
 
なにこの質問。答えに窮するわ。エアロビ用だって言うんだからそりゃそうだろうとは思うけど、そもそもノリのいい曲の定義はどうなってるんだ?テンポの速い曲がノリのいい曲と言うわけでもないだろう。バンドで歌っていても「ぜんぜんノリが出てないよー。のっぺーりしちゃってんだもん」とか言ったりすることもあるが、わかったようなわからんような、ニュアンスでしかない。その日の気分によっても感じ方は違うだろうし。
 
ビートが効いている曲というのも、なんとも言い難い。ビートとは日本語で言えば拍のことでしょ?ワンツースリーフォーのパン!パン!パン!パン!が強い曲をビートが効いている曲と言えるのか?つまりアクセントの強い曲?このアクセントのつけ方によってもノリが違ってくるし、ってだからノリってなんなのさ。ぼくにとってビートの効いたノリのいい曲がアナタにとってそうであるとは限らない。もーわからんわ。
 
「ビートの効きなどは主観的なことですのでお答えするのは控えさせていただきます。」
 
冷たいようですけど、冷静な答えでしょ?