No.5146の記事
2019年10月21日(月)   ユンボ


「あれほんとはユンボっつーんでねんだで」
 
なーるほど!今まで漠然としていた疑問が一気に晴れた瞬間だった。きのう一緒に高専の学祭へ行った友人というのは重機の整備を仕事としているのだが、話の流れで前記のセリフが出た。
 
パワーショベルのことをユンボと言う人は多いが、なんでユンボなのかな?業界用語なのかな?と疑問を持ちながらも自分でもパワーショベルのことをユンボと言うこともあって、きのうも会話の中でユンボが出てきたのだ。
 
ユンボとはパワーショベルの通称(総称?)だったのだ。「あー、禁煙パイポみたいなもんか?」「んだんだ。ああいう禁煙グッズをどれもみんな禁煙パイポって言ってたのと同じよ。もともとはユンボって名前の製品があったのさ」
(禁煙パイポて。例えがおっさんやのお)
 
ということで、ユンボは禁煙パイポだったことがわかった。あいや、そーゆーこっちゃないか。でもわかるでしょ!そういうこと。セロハンテープのことをみんなセロテープって言ってるようなもの。セロテープって本当はニチバンの登録商標でしょ?そういうこと。ホッチキスとかジップロックとか、そういうことだ。なるほどそういうことだったのか。
 
そう言えば前にNHKのラジオに冷凍保存の達人みたいな人が出て話していたときに、ジップロックと言ったらスタジオが微妙な空気になったのがラジオから伝わってきた。その達人本人はそんなことには気づいていないらしくそのあとも何度もジップロック、ジップロックと言っていたらついにアナウンサーが「それは製品名なんで、、保存用ポリ袋ですね?」と割って入った。「あら、ごめんなさい、、」達人はようやく気づいたようだったがその後も何度かジップロックと口を滑らせていておもしろかった。
 
でもジップロックはもうジップロックとしか言いようがないよね?保存用ポリ袋なんて言われてもどれを指してるのかわからんもん。ましてラジオだし。音声だけでお伝えするのに保存用ポリ袋はないわ。NHKとは言え、そこはええやろ。スルーしとけ。「ジップロックの提供でお送りしました。」とでもギャグで笑い飛ばすくらいの度量を見せてくれ。まそれはシャレにならんやろうけど。