No.5175の記事
2019年11月19日(火)   冷たい視線


郵便局のATMを使おうと思ってランニングの途中で今まで一度も利用したことのない郵便局へ立ち寄った。入口から入ると中は思ったよりもこじんまりとしていて、なんだか人ん家にいきなり入り込んだような感じ。
 
中には3人ほどの客と何人かの郵便局員がいたのだが、入口付近で立ち止まってきょろきょろとATMを探している私にみんなの視線が一斉に集まった。イ、イタイ、、視線が痛い。
 
視線を感じながらATMを探したが、この狭い部屋の中にATMがないことはすぐにわかった。あら?外に設置してあったのかな?そのままくるりと向き直って外へ出たのだが、あの冷たい視線はそう、不審者に対する視線だ。うぐぐ、失礼しちゃうぜ。
 
まあね、黒いニット帽に黒い長袖Tシャツ、黒いトレパンに黒のスニーカーと全身黒ずくめの汗ばんだおっさんがいきなり入ってきたんじゃそりゃ警戒するか、、、誰がおっさんやねん!あれはあきらかに不審者を見る目だった。ぼくけっこうナイーヴだからそういうのけっこう傷つくんよね。
 
外に出てあらためてATMを探してみたがやはりない。ATMを設置していない郵便局ってのもあるのかな?と思ったら簡易郵便局と書いてあった。あーだからかあ。簡易郵便局だからATMはないんだなと理解して、無駄に浴びせられた冷たい視線の悔しさを噛み締めながらその場をあとにした。失礼しちゃう。