No.5494の記事
2020年10月03日(土)   夢の中で


一杯飲みながらテレビを見ているうちに眠ってしまったようで夢を見ていた。コロナの影響で大学入試の二次試験を実施しない大学もあるとか言うニュースを見ていた影響だと思うが、夢の中でぼくは試験会場にいた。何の試験かはわからないがとにかく答案用紙を前にまったくわからずにだらけていると隣の席の青木君がそっと自分の書き終えた答案用紙を見せてくれた。
 
青木君というのは高校生のころの同級生で、学年でもトップクラスの秀才くんだ。出席番号1番の青木君はいつも試験の時には出席番号2番のぼくの前の席にいて、学年でもどん尻クラスだったぼくにいつもそっと答案用紙を見せてくれていたのだ。おかげでまったく勉強をしなかったぼくも無事に卒業することができた。35年目の告白・・・
 
告白はさておき、そんな遠い記憶が夢の中にも出てきたようで、青木君はあの時のようにぼくが見やすいようにすっと答案用紙を机の隅にずらして見せてくれたのだが、なんということだ、夢の中のぼくは現実のぼくそのものだった。老眼で文字がぼやけて読めないのだ!あーメガネ持ってくるの忘れたーと悔やんでいるところで目が覚めた。なんだかおかしくて、これは今日の日記に書いておこうと思った。