No.6114の記事
2022年06月15日(水)   おいしい話


国税局職員らによる持続化給付金詐欺に誘われた学生たちはある意味被害者でもあるとは思うが、無罪ってことはないかな?情状酌量の罰金刑といったところか?実際のところどうなるのかわからないが、この事件で思い出したことがある。そういえば学生のころ似たような勧誘があった。
 
「名義を貸すだけで8万円もらえるバイトがあるんだけどどう?」当時家賃から食費まですべてを月7〜8万円のバイト代だけでやりくりしていた私にとってその誘いは魅力的だった。だけどそんなおいしい話ってある?なんかヤバそうだなと思ったら、「戸籍はちょっと汚れるんだけど、それさえ気にならなきゃこんなおいしいバイトはないと思うよ」
 
さすがに辞退したがあれは何だったんだろう?偽装結婚とかそういう話だったのかもしれない。だとしたら、それで8万って、学生舐められ過ぎ。一桁違うやろ。ってそういう問題じゃないか。やばいです。
 
あと治験のバイトの話なんかもあった。当時治験なんて言葉は知らなかったが「一週間ホテルに泊まって3食付きで一日3回注射打つだけで3万円もらえるバイトだよ。ただその間ホテルからは出ちゃだめなんだけど、注射する時間以外はずっと自由時間だから何しててもいいんだよ。どう?」
 
それやばいだろ。人体実験じゃんとすぐに察知してお断りしたが、その誘ってきた彼は自分でもやっていたらしい。全然大丈夫だよとは言っていたが、大丈夫か大丈夫じゃないかを検証する実験なんだから今まで大丈夫だったのは運が良かっただけなのでは?まあ今でも元気そうだから実際大丈夫だったんだろうけど、怖いわ。
 
というように、社会経験も浅く何も背負っているもののない学生はターゲットにされやすいのだ。気をつけろ!