No.2425の記事
2012年05月11日(金)   晴れと曇り (1万円札)


おそらく小学3年生か4年生だと思うが、そのくらいの幼い女の子3人組がワヤワヤと店に入ってきて、ちらちらとアダルトコーナーを覗いたりあれやこれやとハシャぎ気味なので、「やれやれ、冷やかしもほどほどに頼むぜオイ」と思いながらも、しらーん顔してしばらく我慢していると、その中の一人の子が、ゴソッと数冊の本を両手に持ってレジまでやってきた。おや?冷やかしちゃうやん!いらっしゃいませお客様〜。たちまちのニコニコ店長である。1000円分のコナンをお買い上げだ。
 
「大きいのしかないんですけど、いいですか?」
「いいですよ〜」
 
小さいのにしっかりしたお嬢さんだこと。お嬢様は財布から1万円札を取り出した。「1万円お預かりしまーす」やさしげな声を出すニコニコ店長である・・・って、むむむ、これでいいのか?『にこやかに対応している場合か?店長さんよっ』と心の店長の声がする。
 
もちろん1万円札で払ってもらってかまわないのだが、なんだこの違和感。いや別にお札自体に違和感があるのではない。そう、こんな小さな子が1万円札を持っているという違和感。ぼくだって持ってないのに、、、ってそういうことじゃなくて、9000円のお釣りを渡しながら、いいのかなあ?と思ってしまった。
 
小学校低学年くらいの子が、1000円程度の漫画本を買うのは特に驚くほどの高価な買い物でもないと思うが、1万円札を持っているというのが、どーも落ち着かない。お年玉シーズンならまだしも、いやそれでもやはり1万円札を持ち歩かせるのは、よろしくないんじゃないかなあ。それともこれは単なる偏見か?
 
さてコナンの支払いを終えた彼女は、受け取ったおつりの9000円を財布にしまいながら、隣りにいた別の子に向かって、「ねえちょっとこれ持ってくれる?」と言って、そのコナンの入った袋を友達に持たせていたのだった。うーん、いいのかなあ・・・。彼女が買ってみんなにも見せてあげるという雰囲気だったが、そこに優劣関係のできているのが見えて、なんだか後味が悪かった。いいのかなあ・・・。自分で売っておいてこんなこと言うのもナンですけど。