No.4003の記事
2016年09月04日(日)   ご自由に


少し山が崩れてきた。あと一週間あれば片付きそう。それにしてもハードだ。一日中店にこもって作業に精を出している。こうしていると開業当時のことを思い出す。あの時もハードだった。寝袋を持ってきて店の中で寝起きしてひたすら店作りをしていた。今は自宅が傍だから寝袋はいらないけど、まるであのときを逆回転で再生しているようだ。
 
そうは言ってもあの頃と比べて在庫の量が半端じゃなく増えている。それを全部箱に詰めなきゃいけないわけだが、陳列するのと違ってあまり頭は使わずに、とにかく箱に詰めればいいのでその辺はまあ、楽ではないけど気は楽ってところかな。
 
棚は、スチール本棚のほか、カラーボックスもけっこう使っていて、スチールのほうは鉄屋さんが引き取ってくれるのだが、カラーボックスはもうどうしようもない。まとめて捨てるとなると金がかかるので、のこぎりで小さく切断して燃えるごみとして出そうかと思うのだが、そんなことをしてたんじゃそれだけで一日仕事になってしまう。こりゃまいったねとげんなりしていたのだが、そうだ!店先に出しておこうと思いついた。
 
さっそく店先の空になったブックラックの上にカラーボックスを4つ並べて、「ご自由にお持ち帰りください」と張り紙をしておいて、そのまま夕食をとりに一旦帰宅し30分後に戻ってくるともう2つなくなっていた。早っ。
 
いいねいいね、この調子でどんどん持ってってちょ。できるだけ解体する数を減らしたい。まだあと5つくらい出てくるかな。どうぞよしなに。電子レンジとか扇風機とかも並べておけば持ってってくれるかな?古道具屋に商売換えしたと思われちゃうんじゃないの?どうぞよしなに。