No.4024の記事
2016年09月25日(日)   コインパーキング


東京到着。午前3時、小岩へ戻ってきた。わずか2日振りなのになぜか懐かしい。荷物の積み込みは午前10時からの予定なのでとりあえず店の隣のコインパーキングへトラックを入れることにした。何も考えずに当然のようにパーキングのゲートをくぐったのだが、いざ駐車スペースへとめようと思ったらトラックがでかすぎて車庫入れできない。うまい人ならできるのかもしれないが、ぼくペーパーだし。いやペーパーじゃなくてもかなり厳しいと思う。無理やり入れたら隣の乗用車が出られなくなりそう。こりゃ無理だなと思って、パーキングを出ることにした。
 
入場しただけで100円取られて、あーあ、もったないことをしたと思いつつゲートを出ようとしたら上がつっかえた。おっとこりゃ切り返さなくてはいけないぜ、と思って少しバックさせたのが運の尽き。センサーが切れてゲートのバーが下りてしまった。おいっ、ちょっと待て!もう遅い。無駄だと思いつつ再度駐車券を挿入してみたがやはり無駄だった。「この駐車券はご利用できません」そりゃそう言われるわな。困った。どうしよう?
 
試しに駐車券紛失ボタンを押してみると5000円を請求された。おいおい入場しただけで5000円はないわ。どうしようかと思ってあたりを見渡すと、看板に緊急連絡先の電話番号が出ていた。おおこれだ。ここに電話するのだ!いつもは携帯を持っていないわたしなのだが、今回はいざというときのために父の携帯を借りてきていたのだった。はじめて携帯のありがたさを実感した。
 
緊急連絡先のスタッフはあからさまにめんどくさそうな声を出していたが、それでも親切に脱出方法を教えてくれた。ゲートの脇にテンキーが付いていて、そこに教えられた番号を入力するとゲートが開いた。「あっ!開きました!」歓喜の叫び声が出た。「あ、開きましたか。では今回はこのまま出られてかまいませんから。今後気をつけてください」
 
あーよかった。結局店の前にトラックをとめて、「申し訳ありません。本日10時に搬出します。」とメモ書きをした紙をフロントガラスのところに貼って自宅へ戻った。2日ぶりの自宅。まだ散らかったままだ。このままじゃまずかろう。3時間ばかり片付け作業をするももう眠たくてあかん。中途半端なまま束の間の眠りについた。