No.6780の記事
2024年04月11日(木)   ゆうパケットの箱


裏の郵便局へゆうパケットプラスの箱を買いに行ったのだが、買って郵便局を出てすぐに間違えてゆうパケットポストの箱を買ったことに気が付いた。ややこしい話だが、「ゆうパケットプラス」というのと「ゆうパケットポスト」というのがあって箱のサイズが違う。箱の値段はどちらも同じく65円。
 
すぐに引き返して交換を申し出ると「では返品処理しますので少々お時間いただきます」とのこと。でしょうね。値段が同じだからと言ってそのまま交換というわけにはいかないのはわかっていた。支払いをスマホ決済でしていたから。d払い。いったんキャンセルしてから改めて買い直さなくてはいけない。
 
局員も慣れていないようでわたわたしているのがわかる。めんどくさいことになって申し訳ないなと思い「あ、やっぱりいいです。それはそれでもらっときますんで、プラスの箱を別に1つください」と言うと「え?でもこれ、使わないんですよね」「ええ、まあ、でもいいっすよ」「いえいえ、ちょっとお待ちください」と言って奥の席にいる新局長(今月から局長が替わった)のところまで確認しに行くと局長も窓口に出てきて、こうやってああやってとレジ操作の指示をしている。
 
「いやほんと、いいですから。それもそのうち使うと思いますんでもらっときます」
「いいんですか?申し訳ありません」
「いえいえこちらこそすいません」
「こんなもんしかないんですけど、どうぞ」と言って局長はポケットティッシュを3個くれた。
「あ、こりゃどうも、すいません」
「あ、これもよかったら」と言ってさらに袋入りのタオルもくれた。
「なんか変な気を使わせちゃってすいません」
 
こっちが間違えて買ったのに恐縮です。すっかり新局長にも顔を覚えられてしまったな。今後ともどうぞよろしく。