No.6910の記事
2024年08月19日(月)   採血


本日は3か月に一度の通院日。いつものように採血から始まる。採血ルームには2つ椅子が並べられていて一度に2人ずつ採血できるようになっている。2つの椅子の間は薄いカーテンで仕切られていてとりあえず隣は見えないような配慮はされている。
 
私の隣で採血していた看護師は気さくな人のようで患者に明るく話しかけていた。
「まあ!立派な血管ですね。太くてくっきり浮かび上がっていて。言われません?いやーりっぱだわ。これなら新人の研修にも持ってこいですよ!」ってその誉め言葉どうなん?新人の研修に持ってこいって言われたら微妙な気持ちになるやろ、、まそれはいいとして、それを隣で聞かされているこっちも微妙な空気になった。
 
と言うのも、私の血管は非常に貧弱で細いからだ。採血の時にはいつも看護師が戸惑っているほど。私の採血をしようとしていた看護師も隣のおしゃべりを苦い顔で聞いているように見えたが「ちょっとチクッとしまーす」と言うと細い血管にチクっと一発命中。ぐんぐん血液を吸い上げている。ベテランさんやのお。
 
採血の結果が出るまで30分ほど待たされてから診察室へ。いつものようにオールクリア。「全部オッケーです。尿酸値もこのあたりで落ち着いているようなら問題なし。今までどおりお薬を出しておきますね。ほかにどこか痛いとか足が痛いとかありませんか?」「はい大丈夫です」
 
ほんとは大丈夫じゃないんだけど、めんどくさいから大丈夫と言ってしまった。この前の慣れない革靴を履いたせいで発症した足の指先のしびれは今もなお治っていなかったのだが、まあわざわざ言うほどのことでもないと思って相談しなかった。飲む薬が増えたりしたら嫌だもんね。直に治るでしょう。