No.7010の記事
2024年11月27日(水)   自意識過剰


広い道路の横断歩道のところに中学生の男女2人ずつの4人が自転車にまたがって信号待ちをしていた。横断歩道の渡り口を占領しているかっこうだ。邪魔くせえやつらだなと思いながらその隙間を通って彼らの前に立って信号の変わるのを待っているとその中の一人の女の子が「ラーメン屋さんみたい、うふふ」と言っているのが聞こえた。ん?もしかして俺のこと言ってんの?頭に白いタオルをほっかむりしてのランニングの途中だ。
 
いや自意識過剰か。でも急にラーメン屋なんて単語出てこないよな?ぐぐぐこのガキ、我慢我慢。聞こえないふりをしてじっと信号の変わるのを待っていたがその後の彼らのひそひそ声や笑い声が全部自分への悪口のように思えてぐつぐつと鍋が煮えてくる。ぐう我慢我慢。
 
信号が変わって横断歩道を渡り始めるときに彼らのほうを振り返って見てみるとみんな知らん顔でこっちのことなんて何にも意識していない様子。やはり自意識過剰おじさんの独りよがりか。じゃあラーメン屋はどこから出てきた?まあ実際ラーメン屋の大将みたい格好ではある。それを指摘されて怒るのは逆にラーメン屋をDISることになるか?いやそういうことじゃなくて、つまりなんだ、もうええわ。