2025年07月29日(火)
さらに検証
受給年金額についてさらに検証してみたところ、追納どころか繰り上げ受給したほうが断然いいということが分かった。今まで年金のことなんて何にも考えていなかったけれど、調べれば調べるほど奥が深い、というか根深い。
本来なら65歳から受給が始まる年金だが繰り上げて60歳から受給することもできる。その場合、65歳からの受給額から一月あたり0.4%減額される。ん?どーゆーこと?言ってる意味がちょっとわかんないんですけど。減額はわかるけど一月あたりとは?
つまり60歳から繰り上げ受給すると65歳までの60か月分を繰り上げるので0.4%×60の24%が減額されるということ。65歳から一月10万円受給予定だった場合、60歳からもらおうとすれば一月76,000円となる。64歳からの繰り上げ受給なら0.4%×12で4.8%減額の一月95,200円。という仕組。(わかりやすいように一月10万円としていますがあくまで仮定の話です。)
5年早めると一月24,000円も減額されるのかあ、じゃあ65歳まで待つか、、と思われるかもしれないがちょっと待ってほしい。65歳から80歳までの15年間の受給額は年額120万×15=1800万円。一方60歳から80歳までの20年間に受け取る年金額は年額91.2万×20=1824万円。ね。
減額されても60歳からもらったほうが80歳までは多くもらえているということ。81歳からようやく逆転劇が始まるわけだが、どちらを選ぶかはアナタ次第。まあ人生100年時代とは言え、はたして今から20年先もこの制度は健在なのか?