No.2569の記事
2012年10月02日(火)   晴れ (LED蛍光灯)


LED蛍光灯を導入しないかというセールス電話がまたかかってきた。最近けっこうあって、いつもけんもほろろに断っているのだが、今日はなぜかちょっと話を聞いてみちゃろうかいなという気になった。
 
「私ちょうどそちらの地区を担当していまして、今、無料診断を行っていますのでね、おじゃましてもよろしいですか?」との問いに、何が無料診断だよ、ずいぶん上から目線だな。別にこっちが頼んだわけじゃないっつーの。と思いながら、「まあいらっしゃるのはいいですよ。たぶんやらないと思いますよ。無駄足になっちゃうと思いますけど、それでもよろしければ、どうぞおいでください」とアポイントメントを受け入れた。
 
約束どおり、夕方の5時に彼女はやってきた。女性の営業マン、いや営業ウーマンだ。まだ新人っぽい感じも残っている。さっそく無料診断とやらをやってくれるのかと思ったら、「こちらで本屋さんをやられているのは、やはり本がお好きだからで?」とかなんとか、当り障りのない話が続く。まあわかるけど、そうやってレールを轢きたいのはわかるけどお、どうでもエエねんそんな話わっ。早く本題に入れや。しかも奥のコーナーにはちょうどお客さんが入っていたのでもっとちゃっちゃと話を進めていただきたい。
 
「奥にお客さんもいらっしゃいますんでね、あんまりゆっくり話している時間もないんですよ。無料診断でしたっけ?それ早くやっちゃってください」「あ、はい」これはこれは失礼しましたのようなちょっと慌てた仕草でA4用紙を挟んだバインダーを取り出すと彼女は、「では蛍光灯の本数を数えさせていただきます」と言って、なんだかぎこちなく天井の蛍光灯を数え始めている。A4の白紙の上に蛍光灯の配置をチャッチャッチャと走り書きして診断は終了した様子。なんじゃいそりゃ・・・そんだけかい。
 
彼女は無料診断の結果には触れず、「先ほどお電話で20本くらいと伺ったので、それでちょっと数字を出してきてみたんですけど、こちらですね」と言って資料を出してきた。
 
なーるほど、無料診断というのは単なる口実か。直接会って売り込みをしたかっただけだったのね、、、まあいい。聞こうじゃないの。見れば、LEDを導入すれば電気代が今の半分以下になっていて、この差額をLED蛍光灯のレンタル代へ回せば、今の電気代にプラス500円くらいの費用でLEDが導入できるのだという。なるほどなるほど。LED導入によって今の電気代が半分以下になるというのが本当ならば、悪い話ではない。ただしその蛍光灯20本で試算してきた数字は実際にかかっている電気代とは程遠い数字だった。
 
「本当に今の電気代が半分以下になると言うのならいいですよ。でも実際今の電気代はこれだけかかってますから、本当にこれが半分になります?まあ半分とは言わなくても、レンタル代が出るほど安くなります?それなら考えますよ」
「ではこれ持ち帰って計算しなおしてきます。明日とか大丈夫ですか?」
「ああいいですよ」
「ではご満足いただける数字を出してきますので、期待しててください」
 
まあ期待はしないけど、とりあえず結論は明日に持ち越し。実際に導入してみて電気代が試算どおりに下がらなかった場合の保証も確約してくれるなら導入もありうるが、とりあえず明日ですな。
 
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