No.4710の記事
2018年08月12日(日)   修理


歌の録音などで使っているハンディレコーダーの電源コードの接触はずいぶん前から悪かったのだが、ついに接触しなくなった。通電しなくなった。コード自体は断線していないと思われるのでおそらく端子の金属部分を磨けば直ると思うのだが、外からじゃ磨きにくいので蓋を開けることにした。蓋というか本体を開けるわけだが、大丈夫なのか?これで壊したりしたら泣くで。
 
本体のそれっぽいねじを外してみる。下のほうの両角を2本。まあこれだけじゃ開かないわな。あとどこかにねじはあるのか?見たところそれっぽいものは見当たらない。ただカチッとはまっているだけなのか?それにしてはがっちり止っているからやはりどこかにねじはあるはずだ。お?もしや?本体滑り止めのゴム足を外してみると、じゃじゃーん!やっぱね。隠しねじ発見。隠すなや。
 
隠されていたねじを3本外すとだいぶカパカパになった。今にも外れそうなのだが上のほうが止ったままで外れない。上のほうにはもうどう見てもねじはない。カチッとはめ込まれているように思うのだがどうにも外れない。無理をするとプラスチックのボディがパリンと割れてしまいそうだ。箱根の寄木細工のようなあっち外してこっち外してからのお、こっちとか、そんな感じなのか?
 
ごちゃごちゃいじっていると、ぽろりん。内側からボタンが1つ落ちてきた。どへーっ!どこからきたん?中の液晶パネルもカタカタズレはじめている。ひょえー!こりゃいかん。やめやめ。分解やめ。傷が深くならないうちに元に戻すのだ!なんとか落ちてきたボタンを元の位置に戻して液晶も場所を固定させて半開きだった蓋を閉めることができた。セーフセーフ。
 
とりあえず元の状態に戻すことができた。これはもう蓋は開けずに外から地道に端子を磨こう。一番細いマイナスドライバーを端子の部分に突っ込んでこりこりこりこり端子を擦った。コリコリコリコリ。こんなんで直るんか?わお!直ったぜ!コリコリ作戦大成功。急がば回れやな。