No.5453の記事
2020年08月23日(日)   更地


近所にあったカラオケ店は完全に解体されすっかり更地になった。見事なものですな。そこに建物があった形跡すらない。まあそれが更地ってもんだけど、魔法で消したみたい。こんなに見事に消し去るにはやはりかなりの費用がかかるんでしょ?解体の相場なんて考えたこともなかったが、数百万とかか?見当もつかん。
 
東京の古本屋を畳んだときに、更地じゃないけど、店の中を空っぽにして明渡さなくてはいけなかったわけだが、これ空っぽにするのにどんだけ金かかんだろうと最初青くなっていたのだが、やってみると思ったほど費用はかからずに済んだ。在庫の山を買い取ってくれる業者があったので、それが多少費用の足しになったというのもある。
 
在庫を処分するにあたって何社か検討したのだが、買い取るどころかこちらが費用を払って引き取っていただくというかたちになるところや、タダなら全部引き取ってもいいというところが多い中、その業者はこちらの言い値で買い取ってくれた。と言っても、こちらは実際のところタダでもいいからとにかく全部引き取って欲しかったので、今にして思えば冗談のような破格値を提示したから即決だった。と言うか、あまりにも安すぎて申し訳ないと思ったのか、実際はその提示額の1.5倍で買ってくれた。本当はその3倍でも買ってくれていた気もするがタダでもいいと思っていたくらいなのでそのときはそれで満足だった。・・・とまあ当時の思い出話は尽きないので今夜はこの辺で。
 
 

撤去作業を始めたばかりのころの様子。(2016年9月撮影)
 

撤去作業がほぼ完了したところ。(2016年9月撮影)