No.5706の記事
2021年05月03日(月)   ボタン電池


古いパソコン(Win.XP)をちょっと使う必要があったので数年ぶりにコンセントを繋げてスイッチを入れたのだが起動しなかった。通電していないような感じ。コンセントを繋げると一瞬電源ランプは光るのだがすぐに消える。もしかしたら内蔵電池が切れてるからかな?
 
よくわからないがとにかく電池を交換してみようと思い立ちパソコンを分解。電池にアクセスできた。電圧を測ってみると2.8Vくらいある。3Vの電池だからそれほど減っていないようにも思うのだが、まあいいや、電池は1個あまってるから交換しよう。電池を取り外してパッキングしてあったビニールを剥がしてみるとリード線は電極に半田付けされていた。よしこれを外して付け替えればいいなということで作業開始。
 
リード線を取り外すのは簡単にできたのだがこれを新しい電池にくっつけようとしてもなかなかうまくいかない。半田付けって難しいね。アッチッチ、電池も熱っちくなっちゃって火傷しちゃうよ、、、パンッ!!
 
あーびっくりした。破裂した。キケンなり。電池に熱を加えちゃだめだったのね。そういやそんな話聞いたことがある。火の中に投げ入れるなとか書いてあるのもこのためか。ポケットに入れていたスマホが爆発したとか、こういうことなんだな。熱がこもりすぎて限界に達するとバーン!こわ。
 
今回は小さな爆発で助かった。爆竹が1本破裂した感じ。ってけっこう破壊力あるじゃん。幸いなことに老眼対策ハズキルーペのようなもの(ダイソールーペ)を装着していたので大事に至らなかったが、飛び散った黒い粉を掃除するのが大変だった。あれ何?炭素?真っ黒や。勉強になりました。結局そのパソコンはもうあかん。捨てる。