No.5764の記事
2021年06月30日(水)   プリンター


ずっと前から物置に放り込んであったプリンター(複合機)をいい加減処分しようと思って引っ張り出してきた。これぼくがこっちにきたときにはすでに物置に入っていたから少なくとも5年は放置されていたことになる。はたしてジャンクとして売れるものかどうか。
 
中古相場を確認してみると、まともなやつでせいぜい4、5千円。ジャンクなんて相手にされていない。こりゃだめだな。まともに動くかどうかちょっと確認してみっか。というわけで箱から出してチェック。保証書に購入日が記入してあった。2014年1月。なかなかの骨董品やな。
 
電源は入るし操作パネルも問題なさそう。スキャナー機能は問題なし。ただしインクがスッカラカンなのでプリンター機能の確認ができない。これはちょっとインクを調達してから改めて確認だな。というわけでPayPayフリマで購入した互換インクが本日到着したのでさっそくインクカートリッジを交換してテストプリントしてみた。
 
あっかーん。まっしろ。テストパターンがまったく印刷されていない。なるほど、古いカートリッジをつけっぱなしで何年も放置してあったんじゃそりゃそうなるか。インクが乾ききってノズルがコチコチに詰まってしまっているのだろう。
 
廃棄するしかないか、、、でももったいないな。このプリンターの説明書をあらためて見てみたところけっこう高機能なシロモノだということがわかったので捨てるのは忍びない。これが物置に放置されたのは別に壊れたからではなくて、買ったはいいが使いこなせなかったからなのだろう。しかしそのまま5、6年放置され本当に壊れてしまったようだ。でも壊れたといってもおそらくインクヘッドだけなんだよなあ。なんとか直せんもんかね?
 
検索。答え一発。同じ機種のインク詰まりを自力で直した人の記事が出てきた。ふむふむなるほど。その人はノズルの部分にオキシドールを注入したと書いている。オキシドールてキミぃ。傷口じゃないんだから、、まあ傷口みたいなもんだけど。おそらくこれは本来ならエタノールを使用すべき場面だろう。そうか固まったインクをアルコールで溶かせばいいんだと気がついた。これをヒントにさっそくトライ。
 
綿棒にエタノールを染み込ませちょこちょこ清掃。細い管の中は細い針金にエタノールをたらしてコチョコチョ。そしてマシンに搭載されているヘッドクリーニング機能を繰り返すこと5回。お、いい感じ。6回目、おお!カンペキ!完全にきれいに印刷できるようになった。またまたやっちゃいました。ぼくやればできる子。
 
これは売らずに自分で使うことにする。売っても5千円くらいじゃ自分で使ったほうがいいもん。CDレーベルの印刷ができるところがいいね。でもいいのはそれくらいかな?はっきり言って普段使いには使いにくい。ちょこちょこと宛名の印刷をするだとかちょっとしたものをスキャンするとかだったら今使っているやっすいプリンターのほうが断然使いやすい。これが物置に放り込まれたのもわかる気がする。