No.5769の記事
2021年07月05日(月)   硬貨取扱料金


来年1月からゆうちょ銀行の窓口へ硬貨を持ち込むと「硬貨取扱料金」なる手数料がかかるようになるとのこと。つまり1円玉がいっぱい貯まったから貯金しようと思って郵便局へ持ち込むとごっそり手数料を取られるということだ。具体的に言うと、硬貨50枚までは無料だが、51〜100枚は550円、101〜500枚は825円、501〜1,000枚は1,100円、以降500枚ごとに550円加算される。
 
1円玉ばかりだと預ければ預けるほどマイナスになってしまう。いっぱい貯めこんでる人は毎日50枚ずつ入金するしかないかな。まあ一般の人はあんまりそういう機会はないかもしれないけど、小売業の人なんかだと1円玉がどんどん貯まっちゃって大変そう。ゆうちょ以外の銀行に入れればいいか。他行も追従しなきゃいいんだけど。
 
窓口が駄目ならATMを使えばいいじゃないと思ったら、ATMの場合は1枚目から手数料が発生するようだ。硬貨25枚まで110円、25〜50枚で220円、50〜100枚で330円。1円玉はめんどくさがらずにマメに使うしかないな。まあぼくは電子マネー派だからいいんだけど。
 
そういえば小岩で店をやっていたころ小学生の子が「5円玉で払ってもいいですか?」と言って5円玉をごっそり持ってきたことがあった。全部で100枚。うっ、と思ったがやさしく受け入れるとその後3回5円玉攻撃が続いて、さすがに3回目のときに「これで終わりにしてね」と言ったらその後ぱったりこなくなってしまってちょっと後悔した。
 
そのほかポリ袋パンパンに1円玉を詰め込んで持ってきて「これで500枚ありますからね」と言ってそれで支払ったおばちゃんもいた。別に嘘は言っていないだろうと思ってその場では数えなかったが、あとで数えたらきっちり500枚あった。これこそ手数料欲しい事案。それにしてもこれを商店で使える神経がたくましい。受け入れるぼくもたくましいけど。気が弱くて断れなかっただけか。