No.4308の記事
2017年07月06日(木)   小岩の紙屋さん


注文しておいた紙が問屋から届いた。当店の主力商品グラシン紙だ。仕入先の問屋は東京にいた時と同じ小岩の紙屋さん。もう長い付き合いになる。日記をさかのぼって調べてみたら始まりは2004年のことだった。かれこれ13年?函館にきてまで取り引きが続くことになるとは夢にも思わなかった。
 
出会いは偶然だった。自分のところで使うグラシン紙を探していたらたまたま近所に紙問屋があることがわかって買いに行ったのが始まり。最初はこれを販売しようだなんてことはこれっぽっちも考えていなかったのだが、問屋で売ってもらえたのは自分とこだけじゃ使い切れないほどの量だったので、そうだ小分けにして売ってみようと思いついて売り始めたのがグラシン紙販売の始まりだ。
 
販売をはじめてみると思わぬ隙間産業だった。グラシン紙の小分け販売をしている人なんてほとんどいない。あってもやたら高い。ニーズが少ないから高いのだろうと思うが、狭い範囲では少ないニーズもネットを使った全国規模となるとそれなりにニーズはある。出荷が追いつかないほどのニーズはないが、細く長く、販売をはじめた頃とあまり変わらないペースで売れつづけている。
 
今日届いた荷物の送り状には当然ながら紙屋さんの住所も記載されていたのだが、そこに見つけた北小岩の文字。胸がきゅんとなりました、、って演歌かっ!昭和フォーク村かっ!でもほんと、懐かしいというかなんというか、クロネコで送られてきたのだが、この荷物、あのいつもの北小岩センターのアンちゃんが集荷したんだろうなとか、あっブックバザールってまだあんのか!とか思ってんじゃないかな?とか、小岩の文字にあなたの姿が見えました。ポエムかっ!乙女の浪漫かっ!ご注文お待ちしております。