No.1608の記事
2010年02月15日(月)   雨 (エクスポの500円玉)


今財布の中にエクスポ'85(つくば博)の記念500円硬貨が入っている。たまにリボンか何かを結んだ5円玉を財布の中に入れている人もいるが、そういった意味合いの縁起物でもなんでもない。なんとかこれをどこかで使ってしまおうと思って持ち歩いているわけだが、なかなかそれは勇気のいることだ。唯一思い当たる使いやすそうな場所は郵便局。郵便料金を支払うときに「これ使ってもいいですか?」と聞けばダメとは言われない気がする。いや実際お金なんだし、ダメと言っちゃダメだろう。だけどやっぱり勇気がいる。今日も郵便局へ行ったが言い出せなかった・・・。記念硬貨ってめんどくせー。
 
そもそもなぜこんなものを持っているのかと言うと、これは家人が所有していたものなのだが、本人にも別にそういう趣味があるわけでもないので、ヤフオクに出して換金してくれということで預かったものだ。しかーし、調べてみるとまったくプレミア付かず。出すだけ無駄と言うか、損をする。以前、つり銭に紛れ込んでいた日韓ワールドカップの記念500円硬貨をヤフオクへ出したことがあるのだが、そのときもうっかりミスではあったが損をした。
 
そのときは、別に儲けはなくてもいいから等価で換金できれば御の字という気持ちで500円からのスタートで出品したところ、うまい具合にすぐに入札してくれた人がいて、おおラッキーラッキーと一瞬喜んだのだが、ハタと思い出した。そうだ、落札されれば落札システム手数料をとられるんだった!・・・と。 落札金額の5%をヤフーに持っていかれることをすっかり忘れていた。500円で落札されれば等価交換だと思っていたのだが、実際は25円損をすることになる。(出品手数料も通常は10円かかるが出品無料日に出したのでそれはかかっていない。) 結局、500円記念硬貨は520円まで上がって落札されたのだが、それでも5円ほどのマイナスで、梱包の手間と実費を考えるとさらにマイナス。まさに骨折り損のくたびれもうけであった。
 
このときの経験を生かし、今回エクスポ記念硬貨は出品しないことにした。もしも50円ほど値が付いたとしても、梱包やなんやでやっぱりくたびれもうけにしかならない。そういったわけで、なんとかこの500円記念硬貨を使ってしまいたいのだが、このまま財布の中のお守りと化してしまいそうな予感・・・本当に守ってもらえるならそれでもいいんだけど。
 
 
あーーーそういえば、思い出したのでもうちょっと続けるが、学生のころコンビニでバイトをしていたことがあって、そのとき1000円くらいの会計で、「10万円の記念金貨で払ってもいいですか?」という女性客がいた。一瞬、お釣りはいらないからってことかな?とも思ったが、まさかねと思い直してお断りした。そりゃ断るでしょう。しかもぼくバイトだし。いや店長だってきっと断っていたでしょう。10万円金貨をコンビニで使おうだなんて、なんて勇気のある人なんだ。しかもうら若き女性。女は強し、、、ってそういうこっちゃないか。